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中部西ブロックユネスコ活動研究会

 2023年度中部西ブロックユネスコ活動研究会は、10月7日(土)に三重県津市で開催されました。大会テーマは「国連が定めた持続可能な開発目標SDGsを地域ユネスコで考えよう」~地域のたからものを未来の子どもたちに~でした。

  

 

 大会は四日市ジュニアアンサンブルの「春よ来い」「靴が鳴る」などの童謡の歌唱で始まりました。このジュニアアンサンブルのメンバーは約30人ということですが、10月7日は学校行事のとくいにち特異日ということで9人のメンバーでの歌唱でした。このあと主催者や来賓の挨拶に続いて國學院大學観光まちづくり学部長の西村幸雄氏が「日本の世界遺産30年」をテーマに基調講演を行いました。この中で西村さんは「わが国では平成5年の法隆寺、白神山地に始まり現在までに25の資産が世界遺産に登録されている。文化の道や固有の産業資産、聖なる山など文化の多様性に貢献しており、中心となる遺産だけではなくそれを取り囲む全体が大事であり、こうした遺産を守るためにはコミニュティの取り込みや協力が必要です」などと話しました。また事例発表では菰野ユネスコ協会が「学校・地域との連携」。玉城町立田丸小学校の倉野雅文さんが先生「書き損じはがき回収について」。富山ユネスコ協会の牧野宇子さんが「富山ESD推進プロジェクト」についてそれぞれ発表しました。この中で田丸小学校の倉野さんは「たまたま今年度の児童会役員選挙立候補者の中に、国際問題への取り組みを公約に掲げた児童がいたことからこれ幸いにと書き損じはがき回収を提案したそうです。役員の児童は倉野さんからのアドバイスも受けながらパワーポイントで資料を作り全校集会で発表、学校掲示板や童会だよりでも取り組みを紹介し7月6日から14日ではがきを回収。今回の取り組みでは379枚のはがきが回収されました。この期間の回収としてはよく集まったと思う。子どもたちが想像以上にとても広い目を持っていることや取り組みへの積極性を改めて感じました」と結びました。大会は事例発表に続いて活動報告が行われ、最後に次年度開催地の富山ユネスコ協会の挨拶があり大会を終了しました。最後にはつげんされた方の国外も大切だけれども国内にも目を向けるべきではないですかという意見が強く残りました。次年度の富山開催は10月19日。2025年全国大会は金沢開催です。

 

 



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